厚生労働省より、外国人労働者を雇用している企業へ人材確保等支援助成金が出ています。
この助成金の趣旨としては、外国人労働者にとって日本の労働法や雇用契約の知識不足、言語の違いなどを配慮し、就業規則や社内マニュアルの多言語化を行う等の就労環境の整備を会社側が行い、外国人労働者の職場定着を目指すものです。
この就労環境の整備に掛かった費用を助成金で一部賄うことができます。
助成金の対象となる外国人は特定技能1号、技能実習など、雇用保険に加入している外国人労働者なら在留資格は問われず対象となります。
≪支給額≫
●生産性要件を満たした場合:支給対象経費の2/3(上限額72万円)
●生産性要件を満たしていない場合:支給対象経費の1/2(上限額57万円)
この生産性要件とは、助成金の支給申請を行う直近の会計年度における「生産性」がその3年度前に比べて6%以上伸びていることが主な要件になります。
「生産性」=(営業利益+人件費+減価償却費+動産・不動産賃貸料+租税公課)÷雇用保険被保険者数
助成金の申請にはいくつか細かい条件がございます。以下のリンク(厚生労働省のHP)より詳細をご確認ください。
★人材確保等支援助成金★https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/gaikokujin.html